モスクワで人気のある劇場といえば
サブリメンニク、レンコム、フォメンコ
の3つの劇場が上げられます。
どの劇場もチケットの入手が非常に困難であり、
その値段も決して安くはありません。
昨日はその中のレンコム劇場に行ってきました。
何度も安い席のチケット購入を挑戦したものの駄目で
1000ルーブル払ってパルテールにて観劇。
この劇場は噂によれば狂気にも近いようなファンが多く
安いチケットや良い場所は彼らの手に渡ってしまうようです。
ここまでして見れたにも関わらず、演目変更により『かもめ』ではなく別の演目に…
前回のシーズンも変更になり、その時は高額のチケットで別の演目を見る気がなく返金したのですが、さすがに今回は諦めて別の演目を見ました。
憶測でしかありませんが、これで前のシーズンから連続して中止になっているので
誰か役者の具合があまり良くないのかも?
どの劇場も70代80代の役者が現役で、本当に凄いです。
出来る限り良い舞台を作り続けて欲しいと思います。
舞台は歌ありダンスありのエンターテインメント性の高い舞台。
モスクビッチたちに人気があるのも分かる、様々な仕掛けの多い演出でした。
この劇場の演出家のザハーロフももう75歳。
次の桜の園は見て帰りたいけれど、チケットは取れないんだろうなぁ…。
それにしても、観客のほとんどが余裕のある暮らしをしていますと言わんばかりの雰囲気。
パンフレットもこれまで行った劇場の中で最も高い120ルーブル。
10ルーブルの劇場もあるのに、流石にこれは高すぎるだろうと思いました。
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