2015年4月28日火曜日

文科省は演劇メディアへの基準設定を提案(2015年4月21日『イズベスチヤ』紙)

文科省は15の演劇雑誌の補助金をカットする意向。所轄官庁では、非効果的な雑誌を決定し、演劇雑誌への予算資金を配分する原則を定める、グリゴーリー・ザスラフスキーを代表とする実施委員会が設立された。公聴会は4月21日、演劇人同盟で開催される。

補助金の減額に関係する雑誌は、『チェアトル』、『現代の劇作家』、『ストラスノイ・ブリヴァール10番地』、(略)など。公聴会にはすべての雑誌の編集代表が招待されている。

文科省の説明するとおり、より効果的に予算を配分するために、所轄官庁では名前が挙がった雑誌や新聞の内容を検討する意向である。

文化庁は以下のように説明した、「演劇雑誌の発行のために費やされるのは年間2000万ルーブル(日本円だと6000万から8000万くらい)であり、これらは主にモスクワやペテルブルグの演劇について書かれている。我々は効果的な演劇メディアの活動のための原則作りを行いたい。」

実施委員会の代表グリゴーリー・ザスラフスキーが言うところには、演劇の定期刊行物への予算削減は、文化活動に対する全体的な予算削減のプロセスの一つであるということである。

メディンスキー(文化庁長官―訳者注)が予算の原則について問題を提起した最初の人物である。こうした要望は理解でき自然なものだとザスラフスキーは語った。「私はもし雑誌が国家予算によってまかなわれているのならば、それはロシア全体に広がるべきものだと思っている。残念ながら、いくつかのモスクワの出版社は地方都市では耳にすることすらないものもある。これらの雑誌や別の雑誌をどのように販売するのかや、どの程度読者がそれら雑誌を活用しているのかを検討する必要がある」
以下は各雑誌の歴史の解説なので省略。



その公聴会の様子はこちら




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