2016年7月11日月曜日

モリエール『タルチュフ』を読む

舞台はパリ、オルゴンの家

登場人物
・タルチュフ

・オルゴン
・エルミール(オルゴンの妻)

・ペルネル(オルゴンの母)
・フリボット(ペルネルのメイド)

・ダミス(オルゴンの息子)母はエルミールではなく前妻
・マリアーヌ(オルゴンの娘)同上
・ヴァレール(マリアーヌの恋人)

・クレアント(エルミールの兄)
・ドリーヌ(マリアーヌのメイド)


【第1幕】
幕開き:ペルネルがタルチュフに心酔している。周りの声は耳に入らない。
第2場:オルゴンもタルチュフに心酔していることが語られる。
第3場:マリアーヌが結婚することが観客に知らされる。
第4場:オルゴンは妻よりもタルチュフに関心がある。繰り返される問答の喜劇的場面。
第5場:オルゴンがなぜタルチュフを信奉するのか語る。当初の無欲、妻に関する報告…
ヴァレールの結婚に暗雲がたちこめたところで幕

【第2幕】
幕開き:オルゴンがマリアーヌをタルチュフと結婚させようとする。
第2場:ドリーヌがバカな結婚話を止めに入る。再び二人の喜劇的場面が挿入。
第3場:マリアーヌの恋話、ドリーヌの煽り。喜劇的場面。
第4場:ヴァレール登場。彼も煽って取り返しがつかなくなりそうになる。喜劇的場面。
ドリーヌが二人を仲直りさせ、何か計略があることをほのめかして幕

【第3幕】
幕開き:怒るダミスをドリーヌがなだめる。タルチュフがエルミールに弱いことが語られる。
第2場:タルチュフついに登場。ドリーヌのはだけた胸を隠すように言う。
第3場:エルミールにタルチュフが言い寄り始める。喜劇的場面。
第4場:ダミスが割って入り、タルチュフが言い寄ったことを公けにしようとする。
第5場:ダミスが父親に顛末を伝える。
第6場:オルゴンは息子を信じず、失敗。ダミスは家を追い出される。
第7場:オルゴンはタルチュフに全財産を与えることを宣言し、幕。

【第4幕】
幕開き:クレアントがタルチュフにダミスが戻ってこれるように頼むがタルチュフにかわされる。
第2場:ドリーヌの開戦宣言。
第3場:エルミールがタルチュフが言い寄る証拠を見せると宣言する。
第4場:オルゴンはテーブルの下に隠れる。
第5場:タルチュフがエルミールに言い寄る。
第6場:オルゴンが目を覚ます。
第7場:オルゴンに責められたタルチュフは化けの皮を剥いで逆に居直る。
第8場:契約してしまったことを後悔するオルゴン。

【第5幕】
幕開き:オレゴンがタルチュフに弱みを握られていることが判明。
第2場:ダミスが血気盛んにタルチュフを打ちのめそうとするが諫められる。
第3場:オレゴンがペルネルに話を聞いてもらえない。喜劇的場面。
第4場:オルゴンは契約にしたがって家をタルチュフに引き渡すよう言われる。
第5場:くやしがる家族。
第6場:ヴァレールがタルチュフが国王に訴え出たことを告げに現われる。
第7場:有能な国王は騙されずに済み、タルチュフが牢にぶち込まれる。幕

最後は国王による無理矢理ハッピーエンド。

0 件のコメント: