演劇の歴史 を読書中。
翻訳者は高橋信良先生。
私に演劇というものを一から教えてくれた人です。
修士時代に受けた授業は私の構成要素の一つになっています。
教えられているときは情報の多さに混乱していたけれど
演劇について知れば知るほど、あのときの授業がどれだけ大事だったのか分かるようになってきました。
まだまだ勉強は必要ですが、それが分かっただけでも多少は成長しているようです。
大学、大学院を通じて一番の授業でもあり
そして、唯一教えてもらえた授業だと思っています。
(大学の授業というのは概して、教えられるものではなく学ぶもの)
と翻訳者を褒めちぎっていてもしょうがないのですけどね。
もう一度あの授業は受けたいなぁと思っているのですが
やってくれそうにありません。
それにしても、私はロシア文学研究しているのですが
大学に行くきっかけを作ってくれた人
大学院に行く決心をさせてくれた人
研究の土台を作ってくれた人
全てフランスの研究者です。
フランス語なんて全く出来ないのに…。
ちなみに研究のノウハウはスペイン演劇の先生から学びました。
なんともまぁ奇妙です。
というわけで、書評を書いて公開する予定です。
そうそう、今日はその先生の授業を一緒に受けていた人が専門としていた
メーデイアをタガンカ劇場に見に行きます。
リュヴィーモフがどんな演出をするのか楽しみです。
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